筋トレはメタボリックに効果的?
現在はメタボリック症候群という言葉が広く知れ渡るようになっています。今年からはメタボ検診も実施されるようになり、さらにメタボリック症候群について関心が高まるのではないでしょうか。
これほどまでにメタボリック症候群が注目を集めるようになっているのは、ここからガンをはじめとした重大な病に発展することが多いためです。
このメタボリック症候群についてですが、腹囲というのが大きな判断基準になってきます。つまり、肥満の人がメタボリック症候群に引っかかってくるということです。ですから、ダイエットが急務になってくる人もいるでしょう。
ところで、メタボリック症候群対策のダイエット方法として少なくない人が筋トレを取り入れています。しかし、この筋トレはダイエットに大きな効果があるのでしょうか?
実は、この筋トレはダイエットということを考えた時には、間接的な効果を上げると考えられています。ダイエットの効率を上げるためには代謝の力を挙げる必要があります。この代謝の効率を上げるにはエネルギーを消費するのが大きい筋肉を大きくすることが必要になってきます。
つまり、筋トレをすることによって、筋肉が大きくなり、代謝の力を挙げることができるので、歩くなどの何気ない運動でもエネルギーの消費量が違ってくるのです。
逆に言うと、筋トレはあくまでも筋肉を大きくすることが第一義で、肝心の脂肪を減らすということにはあまり効果はありません。脂肪を減らすには、ジョギングなどの有酸素運動をする必要があります。ですから、この2つの運動をうまく組み合わせることで、効率的なダイエットを行うことができます。