なぜストレッチをするの?
「ストレッチ」と聞くとスポーツ選手の人が、トレーニングや試合をする前にけが予防などでするものだというイメージがありませんか?逆に言うと、普段あまり大きな運動をしない人には無縁のものであるということになります。
しかし、これって果たして正しいことなのでしょうか?
実は、ストレッチには、いろいろな効果があるのです。
例えば、現在では肩こりや腰痛といったことが、日本人の国民病といってもいいくらいに、多くの人が悩まされています。実は、この肩こり、腰痛がストレッチをすることで、解消できる可能性があるといわれているのです。
基本的に、肩こりや腰痛というのは、その部分の筋肉が緊張して固まることで、いろいろな症状を引き起こすことはよく知られています。
よく肩こりや腰痛を表現するときに「筋肉がこわばる」と言いますが、これこそが筋肉が硬く緊張した状態なのです。
ストレッチというのは、筋肉をゆっくりと伸ばすことが基本にあります。
こうすることで、筋肉をほぐすことができます。ということは、肩こりや腰痛というのは、硬くなった筋肉が問題なのですから、ストレッチをして筋肉をほぐすことができれば、おのずとこの「こわばり」が解消されていくということになってきます。
結論として、肩こりや腰痛を抱えている人にとっては、自宅で簡単に行うことができるストレッチというのは、非常に有効であるということになってきます。しかし何事も、いきなり行うことは危険です。かえって筋肉を痛める可能性もあります。ですからじっくりとストレッチを行って腰痛や肩こりを解消していくようにしましょう。