筋トレで気をつけること

筋トレをする時には、いろいろな注意点があります。ここでは、筋トレの中でも利用する機会が多いと思われるダンベルを使っての筋トレについてみていきます。特に、ダンベルを持ち上げるときに注意点があります。

基本的に、ダンベルを使って筋トレをする時には、自分でどのくらいの重さを持ち上げるかを決める必要があります。このときには、あまり自分の力にそぐわないような重いダンベルからいきなりチャレンジすることはやめておいたほうがいいでしょう。

まず、自分の筋力に合わないダンベルをあげるとなると、相当な負荷がかかります。ということは、けがをする可能性があるということです。ですから、無理は禁物というわけです。

しかし、重たいダンベルからスタートするのはいけないというのにはもう一つの側面があります。それは、筋トレの成果を妨げる恐れがあるという点です。つまり、かえって筋トレの効果の進展を遅らせる可能性があるのです。

もし自分の筋力ぎりぎりかそれ以上のダンベルを持ち上げようとするときには、体全体の筋肉を使おうとします。すると本来、そのダンベルで鍛えようとしていたターゲットの筋肉以外の筋肉が支えてしまいます。

ということは結果的には、筋トレのターゲットにしていた筋肉自体の負荷はさほどではないということになってしまうのです。

ですから、いきなり重たいものからチャレンジしていくのではなく、ある程度の重さからゆっくりとダンベルの重さを引き上げていくのが筋トレの効果の側面からも妥当だといえます。





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