バランスボールトレーニングのメリット・デメリット
現在、バランスボールというものが新たなエクササイズとして注目を集めています。このバランスボールの特徴にはどのようなことがあるのでしょうか?ここでは、一番ポピュラーなエクササイズとして長いこと親しまれている筋トレと比較していきながら見ていくことにしましょう。
筋トレというのは、筋肉を大きくするエクササイズです。ですから、あまりバランス感覚などを必要としません。そのため、神経などへの刺激が少ないエクササイズといわれています。
その分大きな筋肉への刺激は大きいけれども、小さな筋肉への働き掛けが少ないといわれています。一方バランスボールはその名の通りバランス感覚が求められるエクササイズなのです。
バランスボールはそのため、インナーマッスルという体幹に近い小さな筋肉を鍛えることができるエクササイズです。ですから、姿勢を正したりという面においては大きな効果を発揮します。また内臓の位置が安定しますから、代謝の力もアップすることが期待できます。
ところが、筋トレとは違ってアウターマッスルという大きな筋肉を鍛えるわけではないので、ダイエットに直接的な影響がない点がデメリットといえます。筋トレのように大きな筋肉を鍛えて大きくしていくと、脂肪を燃焼する工場のキャパが大きくなります。しかし、バランスボールはインナーマッスルが対象ですから、筋肉があまり大きくなりません。ですから、あまりムキムキになることがない一方で脂肪の燃焼の効率が飛躍的にアップするということはないのです。